人生における大きなライフイベント、マイホーム購入。
住宅ローンやインテリアの事を先に考えて、災害や損害のリスクについて考えたことはありますか?マイホームでの生活を安全・安心にするためには、『万が一への備え』が欠かせません。今回は住宅ローンとセットで考えるべき火災保険についてポイントをまとめてみました。
結論から述べますと、住宅ローンを利用するためには原則として火災保険に加入することを金融機関から求められます。
住宅ローンの返済は35年から40年と長期に渡るため、返済の途中などで火事などの災害に見舞われ自宅に住めなくなるだけでなく住宅ローンの返済義務だけが残ることになりかねません。住宅ローンの残債を支払いながら、新しい住まいの家賃やローンなどを準備するのは難しいでしょう。このような事態にならないように用意するのが火災保険です。
一般的には、不動産の売買契約を結びその不動産の引き渡しを受ける前に火災保険の契約をします。例えば、新築一戸建ての場合は戸建が竣工して引き渡しを受ける前に火災保険の契約をし、引き渡しを受けた日から保険がスタートするという流れになります。
火災保険が補償してくれるのは火災だけではない
『火災保険』と聞くと火事による被害の補償イメージがある方が多いと思います。しかし、火災保険の補償内容は火災だけではありません。
〇 火災、落雷、破裂、爆発
〇 風災、ひょう災、雪災
〇 水災
〇 破損・汚損
〇 外部からの衝突・落下・飛来
〇 盗難
〇 集団行動による暴力行為
地震保険は火災保険の対象ではない
上記のように、火災以外の様々な損害を補償してくれる火災保険ですが、地震保険は保証の対象ではないということです。火災による損害であっても、原因が地震の場合には火災保険の補償対象にはなりません。例えば、火山噴火が原因の火災や地震が原因の津波被害なども対象外です。このような損害は地震保険で補償されます。
住宅を購入した場合、火災保険の補償開始日は住宅の引き渡し日とするのが普通です。火災保険の申込みは補償開始日が引き渡し日に間に合うように行います。保険会社によって違いはありますが、申込みから補償開始まで各種書類の提出や契約内容の確認などに数日間要します。 なるべく早めに、2週間前くらいには申込みをするのが安心です。どこの保険会社がいいのか、どのプランがいいのかなど比較検討は事前に検討するのがよいでしょう。
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