お家のコラム

~2階リビングの特徴~

~2階リビングの特徴~

一般的な2階建て住宅では、リビングは1階にあることが多いですが、中には2階にリビングを設ける住宅もあります。3階建て住宅や二世帯住宅の場合は、2階リビングになることはよくありますが、リビングを1階にするか2階にするかで、暮らしは大きく変わります。2階リビングのメリット・デメリットや、注意点それぞれの特徴から見てみましょう。

【2階リビングにするメリット】
◇解放感が生まれプライバシーを確保できる
◇風通しや日当たりの良い明るいリビングになる
◇高さがあるため眺めが良くなる周囲の生活音も気にならなくなる
◇1階に個室を設けることで柱や壁の土台ができて耐震性が良くなる

【2階リビングにするデメリット】
◇1階の部屋が暗くなり場所によってはジメジメした部屋になる
◇移動の際の階段の昇降が大変になる
◇日当たりが良いことや暖かい空気の上昇により夏場は暑くなりやすい
◇生活の中心が2階になるので鍵の閉め忘れなど防犯面には注意が必要

【注意点】
■家具の搬入や買い物した重い荷物の移動、老後のことも考え、階段の勾配を緩やかにしたり転倒防止のために安全面と昇降のしやすい階段にして将来を考えたつくりにする。
■1階を階段にすると子供がいつ帰ってきたのか出かけたのか行動を把握しにくいので、普段から玄関にベルやセンサーなどもつけておく等して出入りしているのが分かる工夫をするのも一つの対策です。
それから、部屋を別の階に設置してしまうと家族とのコミュニケーションをとる機会が減ってしまう可能性があるので注意が必要です。

【2階リビングにした方がいい立地とは?】
2階リビングを選択する住宅の多くは、日当たり(特に南側)と眺望に恵まれていない敷地にあります。このような敷地で1階リビングにしてしまうと、日中は太陽光を期待できません。
しかし、そうした日当たりの悪い敷地も2階をリビングにすれば確実に日当たりを確保できます。そのため、日当たりが悪い敷地に建つ家であれば2階リビングにした方が良いということになります。

【相性の良いプラン】
・バルコニーの下を駐車場にする
・リビングにロフトをつくる
・吹き抜けにする

~まとめ~
2階リビングを検討する際には、優先順位を明確にすることが大事です。
土地によっても左右されますし将来的な変化にも対応できるかどうか、家族構成やライフスタイルによっても違うので、メリット・デメリットを理解した上で決める事をおすすめします。

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