最近は休日も家で過ごすご家庭が増えていると思います。お出かけしたいけど、なかなか難しいこのご時世…。そんな中、自宅にいながらにして、他の場所に訪れたような開放感をお気軽に味わえるのが「屋上のある家」です。本来なら屋根のところに、プラス1個の使えるスペースがあれば工夫次第で外出しなくても大人も子供も楽しめるリフレッシュ空間になります♪
今回はそんな「屋上のある家」の魅力や注意点をピックアップしていきたいと思います。
景色を満喫できる
目の前に川などの水辺、並木道、森や林など自然がある場合は、最高の眺めになります。川沿いでは花火大会が行われることも少なくありませんので、そういったイベントの際にも屋上があれば、混雑することもなく花火観賞を楽しめます。
ペットも一緒に運動できる
犬を飼っているご家庭では、屋上をドッグランとして使用することもできます。散歩以外の時でもペットを遊ばせることができる上、家の外に逃げ出してしまう心配がありません。ただし、屋上の柵を乗り越えてしまわないよう、対策をしっかりとらなければなりません。散歩に行くことが難しい日でも、屋上で遊ばせておくことができるので、ペットのストレスや運動不足の解消にも役立ちます。
BBQやミニキャンプなど気兼ねなく行える
室内と比べて片付けや掃除がしやすく、煙が部屋にこもる心配もありません。このような理由から、屋上はBBQをする場所としても最適です。テントを設置して、屋上をミニキャンプ場に早変わりさせることもできます。雨が降ってきたとしても、すぐに室内に避難できるのもメリットです。
ナイトラウンジとして活用
お酒好きな方におすすめなのが屋上にホームバーを作れば、時間も気にせずお酒を飲みながらゆったりとくつろぐことができます。解放感があり夜風にあたりながら心地よい空間でお酒を楽しむことができるので外に出て気分転換したいなんて時にも最適。
プロジェクターを持ち込んでホームシアターに
過ごしやすい時期の夜には、プロジェクターとスクリーンを設置して近隣に配慮しながらホームシアターを楽しむアイデアも素敵です。音が気になる場合には、以前に行った旅先での写真を映すなど、音を流さずにスライドショーを楽しむのも素敵です。思い出の写真や映像も、屋外で見るとより心に残るのではないでしょうか。忘れられない、家族団らんの時間が過ごせそうですね。
家庭菜園を作り野菜や植物の成長を見守れる
プランターを置いて植物を育てることも出来ます。日当たりを生かして、屋上で緑を育てるのも活用法のひとつ。緑で飾り、心休まる空間にするのもいいですね。さらに、植物には暑い夏の室内温度を下げてくれるメリットもあります。また、野菜などを育てて、自分で作った野菜を味わうことも可能です。
子供が安全に遊べる場所
屋上での過ごし方は色々ありますが、子供たちの遊び場としても安全です。道路を走る車や自転車の心配もありませんし、防犯の面でも安心です。また、子供たちも遊びに飽きたらすぐに家の中に帰ってこられるのも安心です。
◇メンテナンスはしっかりと行う◇
メンテナンスは、念入りにしっかりと行うことが大切です。家を建ててしばらくは問題ないケースがほとんどですが、時間の経過とともに屋上の床面に割れが生じ、雨漏りの原因になったり、水はけを良くするために設置している雨どいに落ち葉やゴミがたまっていると、雨が降った際に水が溜まってしまうので、こまめな掃除が必要です。
◇近隣へ配慮をする◇
例えば、屋上でBBQをすると、風向きによっては隣の家や周辺へ煙がいってしまったり、洗濯物に煙のにおいがついてしまうといったことも考えられるのでBBQをする際は充分な対策と注意が必要です。
◇屋上から物が落下しないように配慮する◇
子供やペットが遊ぶ場合にも、遊んでいたおもちゃが落ちたり、子ども用のプールの水が屋上の外に向けてこぼれないようにしたりと配慮することが大切です。
:゚☆.~まとめ~+*✩⡱:゚
屋上のある家は、自分たちのライフスタイルに合わせて色々な使い方が出来ると思います。家族団らんのひととき、ひとり時間、趣味を楽しむ時間など、お家にいながら非日常を感じられ、ちょっとした工夫とアイデアで、特別なひとときが過ごせると思います。屋上の魅力を最大限に生かして注意すべきポイントに気を配りつつ、自分たちに合った楽しみ方をイメージしながら今後のお家づくりにご検討ください。