新型コロナウイルス感染症の影響により、国の支援策が2021年まで延長となりましたが、注文住宅や新築建売住宅・中古住宅では契約期限など諸条件が異なります。4つの支援策それぞれの要点を参考に、購入までのスケジュールでどのくらいメリットが受けられるのかを確認してみましょう。支援策は併用可能ですが、契約期限が近づいている制度がありますので注意が必要です。
メリット1 【住宅ローン減税の控除期間が3年延長で13年間】
年末の住宅ローン残高の1%を所得税(所得税から控除しきれない場合は、翌年の住民税から一部控除)から、最大13年間控除する制度です。
期限 [契約]:注文住宅の場合 2021年9月末までに契約を締結した方。
建売・中古住宅の場合 2021年11月末までに契約を締結した方。
[入居]:2022年12月末まで
※年末残高4000万円を限度(長期優良住宅・低炭素住宅の場合5000万円)
メリット2 【すまい給付金は最大50万円】
住宅を購入すると収入に応じて現金が給付される制度。年収の目安は775万円以下、給付額は最大50万円
期限 [契約]:注文住宅の場合 2021年9月末まで契約を締結した方。
建売・中古住宅の場合 2021年11月末まで契約を締結した方。
[入居]:2022年12月末まで
※上記契約時期以外の場合、入居期限は2021年12月末までとなります。
メリット3 【贈与税非課税枠は最大1500万円】
父母や祖父母などの直系尊属から、住宅取得等資金の贈与を受けて住宅を取得した場合、最大1500万円まで非課税。
期限 [契約]:新築・中古住宅・リフォームの場合 2021年12月末までに契約を締結した方。
メリット4 【グリーン住宅ポイント制度 新築最大40万円相当】
一定の性能を有する住宅を取得する者等に対して、「新たな日常」及び「防災」に対応した追加工事や様々な商品と交換できるポイントを発行する制度です。新築最大40万円相当。リフォーム最大30万円相当。
期限 [契約]:一定の住宅の新築(持家・賃貸)・リフォーム、既存住宅購入の場合 2021年10月末までに契約を締結した方。
◆まとめ
おうち時間が増え、住宅の購入を検討される方が多くなりました。せっかく4つの支援策があるのですから、利用しない手はありませんね。支援策が充実している今がチャンスです!!メリットを最大限受けてマイホームを手に入れませんか? 各支援策の契約期限も近づいています。詳しくは「おうちの相談窓口」までお気軽にご相談下さい。