住宅ローンを借りるためには審査を通過したり契約を結ぶ必要があります。ではその審査や契約はどの段階で行うのか。
今回のコラムでは住宅ローンの手続きの流れについてご紹介いたします!
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住宅ローンの手続きの流れ
住宅ローンの手続きは大体このような流れになっています。
では次に段階ごとを簡単にご紹介いたします。
■事前審査
住宅ローンには2つの審査がありそのうちの1つが「事前審査」です。
事前審査は「仮審査」とも呼ばれており、審査書類を提出し借りれるかどうかの審査を行います。審査結果がわかるまでにはおよそ約7営業日かかります。
一般的には本審査の方が厳しいと言われていますが、北海道の北海道銀行や北洋銀行では本審査よりも事前審査の方が審査が厳しくなっています。
事前審査、本審査ともに金融機関などによって審査に必要になる書類が変わってきますので、審査を申し込みされるところの必要な書類をよく確認して書類に不備がないようにご準備ください。
■土地売買契約、建物請負契約
土地を売る人、買う人ともに安心して取引をするために契約書を通して行う契約のことを土地売買契約と言います。
請負契約とは仕事の依頼を受けた側が仕事を完成させる、そして仕事を依頼した側がその仕事に対して報酬を支払うことを約束する契約のことを言います。
■本審査
2つ目の審査が本審査です。
本審査を通過することができると住宅ローン契約を結ぶことができます。
事前審査よりも審査に必要な書類が多く、審査結果が出るまでに約7営業日かかると言われています。
■住宅ローン契約
住宅ローン契約では「金銭消費賃借契約」や申し込みされた方の購入する物件に「抵当権」の設定を行う契約などを結びます。
金銭消費賃借契約とは住宅ローンで借りたお金の金額と同じ金額分のお金の返済とその利息分を支払う契約のことです。
抵当権は住宅ローンを申し込みされた方の購入する物件を担保にする権利のことです。今後もし住宅ローンが返済できなくなってしまった場合に、金融機関などが担保に設定した物件を住宅ローンの返済に充てます。
■融資実行日、物件の引き渡し
融資実行日は住宅ローンで借りたお金が口座に振り込まれる日です。
住宅ローンの残金・諸費用の支払いが済みますと引き渡しが可能となり、引き渡し日には物件の所有権が購入された方に移ります。
また、決済から引き渡しまでは一週間前後で行われます。
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最後に
住宅ローンには色々な種類があり、初めて聞く言葉が多く大変かもしれませんが1つずつを把握してご自身に合った住宅ローンを選択されて下さい。
おうちの相談窓口では住宅ローンに関するご相談も承っております。
気になること、相談したいことなどありましたら是非お気軽にお越しください。